ブラック企業の見抜き方-給与計算シートの無料ダウンロードはこちら

学生で就職活動をしている時は、給与に関してあまり気にしないかもしれません。

なぜなら、

どこも大体同じような初任給設定をしている

と思いやすいです。

ただそれは、ある程度の規模以上の企業だけを見ているからです。

つまり、最低賃金を超えているのは当たり前であり、ちゃんと同業他社の初任給なども調査して、負けないようにもしくは相場レベルの初任給設定をしているからです

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中小零細企業の新卒採用は給与が低い

リクナビやマイナビに掲載するだけでもかなりの広告費用が必要であり、それらを新卒1名採用のために出せない、、もしくは出す必要がないと考えている中小零細企業が多いです。

一概にそれら全部がブラック企業ではないですが、毎年10月に日本では最低賃金が改正され、その金額はずっと上がり続けており、直近の2023年10月設定された最低賃金は当然ながら過去最高金額です。

最低賃金は「時給」で設定されているために、新卒採用では関係ないと思うかもしれませんが、実際は違います。

例えば、普通の大卒だったらまず応募しない月給18万円というような初任給で求人募集をしているところもありますし、なんなら病院などで月給16万円で医療事務を募集していたりします。

これらは県によっては最低賃金を切っていますので本来なら違法ですが、採用担当や経営者が気づいていない事も多いです。※つまり全部が全部わざとやっているわけではない

日本は月給による最低賃金が定められていないことが問題

他の国では、時給での最低賃金ではなく、月給での最低賃金が定められています。

時給でのみ定めている理由は、経営者にとっては正社員の給料をあげなくて良く、経営者よりの政治をすることは政治家(与党)の票のためでしょう。

例えば、以下がここ20年間ほどの東京都の時給の最低賃金推移です

東京都の最低賃金の推移表

最低賃金
※時給
前年との差 全国平均
2023年10月 1113円 41円 1004円
2022年10月 1072円 31円 961円
2021年10月 1041円 28円 930円
2020年10月 1013円 0円 902円
2019年10月 1013円 28円 901円
2018年10月 985円 27円 874円
2017年10月 958円 26円 848円
2016年10月 932円 25円 823円
2015年10月 907円 19円 798円
2014年10月 888円 19円 780円
2013年10月 869円 19円 764円
2012年10月 850円 13円 749円
2011年10月 837円 16円 737円
2010年10月 821円 30円 730円
2009年10月 791円 25円 713円
2008年10月 766円 27円 703円
2007年10月 739円 20円 687円
2006年10月 719円 5円 673円
2005年10月 714円 4円 668円
2004年10月 710円 2円 665円
2003年10月 708円 0円 664円
2002年10月 708円 0円 663円

21年で時給は 708円→1113円【1.57倍】に時給の最低賃金は上がっています

時給に比べ月給・初任給はまったく上がっていない

再度言いますが、日本は最低賃金を「時給」でのみ定めている事が、日本人が働いても楽な暮らしをできなくなった大きな理由の一つです。

なぜなら、上記のように最低賃金の時給は1.57倍になった以上、普通に考えれば月給も1.57倍とはいかなくてもそれに近い額となっても良いはずです。

なぜなら、一ヶ月の労働時間は1日8時間という労働基準法があるので20年前と比べ勤務時間はそんなに変わっていないのですから。

しかし、

2002年の大卒初任給平均:198,500円

2012年の大卒初任給平均:201,800円 【2002年の1.016倍

2022年の大卒初任給平均:228,500円 【2002年の1.15倍

そうです。
20年間で例えば東京は時給が1.57倍になったのに、正社員の給料は1.15倍
20年間の物価上昇率や税金上昇率の方が1.15倍より高いために、このように20年前より正社員で働く日本人の生活が苦しくなるのは数値からも明らかです。
少子化の最も大きな原因の一つがこの正社員の給与であり、自分たちの生活が苦しく結婚をしても共働きをしないと暮らしていけない。ましてや子供なんか。。。となりますし、生活力のない男性に女性が魅力を感じないのは当然です。
男性も「結婚式のお金を貯める」「生活がもっと楽になってからプロポーズ」と考えて年を取っていくことで晩婚化によって、女性の出産適齢期も過ぎ、年齢からも子供が一人、多くて二人という状況になっていき、人口減少が加速してます。

ブラック企業を見抜くには中途採用の給与を見ると良い

話を就職活動に戻しましょう。

初任給は多くの企業で横ばいですが、中途採用ではまったく違います。

新卒採用向けの就活サイトではなく、希望する会社があったら「indeed」や「Googleしごと検索」で中途採用の給料を見てみましょう。

最低賃金を切っている違法会社もあれば、中途採用なのに初任給と変わらない会社なども多いです。

学生で就職活動をする時は、あまり給与を気にしないかもしれませんが、入社半年もすると生活が楽か苦しいか感じるようになりますし、安い給与だとひとり暮らしすらできず実家暮らしをするしかない事も分かります

その会社がどれくらい昇給するのか?などを知りたいのなら、その会社の中途採用の求人を調べてみると良いでしょう。

そして、以下の動画を参考にして、ブラック企業の給与計算シートをダウンロードして計算してみてください。

月給を時給換算したらいくらになるのか?を

ブラック企業の見抜き方-給与計算シートのダウンロード

【給料編】ブラック企業あるある!これに当てはまったら転職を!

自分の給料が安すぎかどうかをこれで確認できます。感情的になることなく経営陣にコレで主張せよ。物価上昇局面での適切な給与額を知っておこう。

計算シートのダウンロードはコチラ※ファイルをコピーしてください

この動画や計算シートを公開した理由

世の中にはあまりにも安い賃金で正社員の求人をしている中小企業が多すぎます

スタッフの生活水準すら考えない経営者の会社などに優秀な人材が入ってはいけません。

日本の損失になります

そもそもそういう会社の経営者は大体、相当贅沢な暮らしをしています。良い車、デカイ家などなど。

正社員の月給より、バイトやパートがフルタイムで働いたほうが多くもらえるような求人の給与が逆転している会社も普通にあります。

わざと正社員を働かせ放題プランのように使う経営者の会社は、やはり淘汰されていくべきでしょう。

そのためには、就職活動や転職活動をしている人、または既に働いている社会人たちが、「今の給与設定はおかしいぞ?」って気づく必要があると考えました。

日本の政治家は残念ながら票のことと自己保身しか考えない政治家ばかりなので、皆さんの生活水準を上げるような何かをしてくれることはありません。むしろ増税クソメガネのようにさらに国民の財布から搾り取っていき、この20年間と同じく増税し続けます。

だからこそ、「正しい月給の給与設定」をする企業を一社でも増やし、そこに人が集まるようにして、そこで働くスタッフたちが生活できるようにすることで、消費行動を活発にし、結果、またその他の企業に売上や利益を出して、その利益でまた昇給されるような好循環の社会の仕組みを作る手助けになればと思って、今回の動画やシートを公開いたしました。

ぜひ、計算してみてください。

正直なところどの県であっても月給20万円未満で求人募集をしているところで働く必要はありません。

月給20万円というのは月22日勤務なら時給1,136円です。それ未満ですから半年後のボーナスという餌を見せられて、パート並の時給でパートより成果を上げなさいということです。

求職者がこれらの現実に気づいて応募者が来なければ、経営者も求人条件を見直します。

もっと就職活動や転職活動でこういった正しい知識を学んでください。

今回の記事や動画、資料があなたの人生や日本のためになれば良いと思っています。

そして、就職活動や転職活動をしている人、今働いている社会人にこの記事が少しでも読まれると良いなと思っています。

スタッフの生活や人生を考えない経営者にとっては、「バラすな」というムカつく記事でしょうし、最低賃金のカラクリによって正社員の給与が上がらないというのが広がるのも政治家からすると票を失う行為でしょうから、都合の悪い記事かもしれません。

ぜひ、この記事を日本のためにもシェアしてください

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