会社説明会参加時や就職活動全般の考え方に関して

今日は、現職の会社で2008年3月に卒業する学生を対象とした会社説明会を実施しました。

私は独立開業のため今月30日付で退職しますが、後任者への引継ぎのためにお手本として壇上に立っての説明やらプレゼンを実施。

毎年、全国各地で30回以上の会社説明会をおこなってきましたがこれで最後になると思うと少し感慨深いものです。

私は会社の説明だけを実施するのは好きではなく、就職活動のアドバイスや面接時のポイントなど学生の就職活動のためになることを話してしまいます。

そして「この人と働きたい」と思わせるような魅力ある採用担当であろうと努力をしています。

就職活動に慣れていない学生は面接時にどうしても力を出し切れません。

緊張のため、ちゃんと自分の力が発揮できないままに面接をしてしまうと本人にとっても、会社にとっても有能な人材を失う可能性があります。

私の説明を受けた学生には伝えてますが、やはり出会いは運です。

こうやって活字で残すことで少しでも多くの学生に気持ちを伝えれれば良いなと考えまして、学生向けに就職活動をする際に気をつけてもらいたい事を以下に列挙しますので参考にしてください。

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1.新卒で入社した会社は一生を左右しますので慎重に選んでください

新卒で入った会社で教えられたことは社会人になって初めて教えてもらう仕事の やり方です。

普通の人はフィルターなくその教えを受け入れます。

そしてその会社の スタンダードが染み付くのです。

その会社の常識が世間の非常識かもしれません。

しかしそれに気づくのは転職した場合でしょう。

もし、転職した場合はどうかと言うと、 まず前の会社でのやり方を引きずります。

それが正しいと思ってるわけですから、 違うと言われると修正が非常に難しい。

つまり、今後の社会人人生において仕事のやり方が決まってしまうわけです。

だから、最初の会社は教育などがしっかり している会社に入ることをお勧めします。

2.業務内容の詳細と社風を知るために会社説明会に行ってください

webでは会社の雰囲気は分かりません。

実際に説明会で人事担当や現場の人たち と直接会って感じた印象は重要です。

現場の人を人選する場合、当然ある程度 会社で認められた人を選びます。

つまり社内のスタッフの中でも平均より上の人たちが来るということです。

その人たちと話してみて「あれ?」と感じたらそれはそのまま職場の雰囲気や人材の質と 思っても構いません。

人事担当者や経営者に会う機会はあっても社員に会える機会は少ないのです。

有効に使いましょう。

3.説明会に行ったら受身ではなく時間を有効に使ってください

説明会の冒頭にいつも私は話します。

「何を得るかは皆さん次第。

こちらからも 情報を伝えますが皆さんが知りたいことは何でも質問してください。

忙しい中 時間を作って来社していただいて、ただ聞いてるだけではもったいない」と。

何度か実験しましたが、このようにこちらから誘導してあげないと皆さん質問 しません。

手取り足取りしないとダメとか何を考えているんでしょうかね(笑)。

受身の姿勢で、就職という重要な選択をしていいのでしょうか?

人事担当者は見ていますよ。

4.給料も気にしてください

働くという目的は人それぞれですが、学生のうちは気にしませんが将来絶対に 給料がネックになってきます。

残業代が出ないとか、ボーナスが無いなどで あればモチベーションを維持する事は他の部分がよほど優れてないと難しいです

5.辞める人が多い会社は選ばないこと

辞める人(離職率)が多いということは会社の仕組みや制度、社風に問題が あります。

表面だけを見ずに離職など裏に関しても質問をしてみてください。

今回はここまで

12月現在ですと上記考えを持って就職活動をおこなえば充分だと思います。

面接の際はまた気をつける事が違いますがノウハウ本は色々と出てますので、一読はしておくことをお勧めします。

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