私が面接官として面接をしていて自己PRを聞いてみた時、10人中7人ほどが
「長所は集中力があること。
そして 短所は集中しすぎて周りが見えなく なることです」
そして 短所は集中しすぎて周りが見えなく なることです」
というマニュアル通りの回答をする。
事例を聞いてみると、大体が話しかけられても気づかない時がある程度。
この回答を 聞いた瞬間にため息が出そうになる。
そんなことは誰でも普通に起こりうる
集中ではなくボーっとしている時でも 気づかないことはある。
人は興味があるものであれば夢中になるのは当たり前。
人間は興味があることを している時に、脳内では「ドーパミン」と 呼ばれる神経伝達物質が分泌されている。
これが集中力のもと。
つまり、残念ながら集中力は、長所にも短所にもならない
「集中しすぎて気づけば翌日の昼になっていました」
この位のレベルになると面接官も驚くだろうが、 こと採用という観点から言えば研究者以外では社会不適合。
そもそも「集中力が ある」というのは非常に曖昧な表現である。
集中力が あっても結果が伴わなければ、社会では何も意味はない。
面接官としての質問方法も重要
私はこの回答を聞きたくないために、質問の 仕方を変えている。
詳細は話せないが、面接時にマニュアル通りの回答をすることは決していいとは限らないので気をつけてほしい。
同じ回答が続けば飽き飽きするのだから。
また、そのような回答しか引き出せない面接官は質問の仕方を工夫する必要がある。
マニュアルにあるような嘘くさい長所・短所ではなく自分の言葉で素で話してもらいたいものだ。